終わってしまいますね、GWが。
有休を使ったとはいえ、11連休も取れるなんて恵まれていると思います。
このご時世ですが、大阪に帰って会いたかった人たちとも大体会えました。
思い出が作れて良かったです。
長袖の服を持って行ってなかったせいで、クソ程寒かったです。
でも今この記事を書いているぼくの心は、明日から再び動き出す日常を前に暗く深く沈んでいます。
本当に仕事がしたくない。
目標もなければ希望もない、何か努力する気もない。
どうしようもないんです。でも仕方ないじゃないですか…
昨晩、シン・エヴァンゲリオン劇場版を観ました。
途中で涙腺が緩んでしまう場面も多々あって、あれだけとっ散らかっていた様に見えたピースが全て綺麗に収まって終わった、本当に良い物語でした。
ただ、観終えてからとても寂しい気分になってしまいました。
物心つく前からそこに在って、高校・大学とエヴァに触れながら、どこかで「このままエヴァは終わらないんじゃないか」と思っていたからです。
それに、劇中でのシンジくんの成長にも寂しさを感じてしまいました。自分を投影して、自分を取り巻く環境や理不尽さを共に分かち合える存在だったシンジくんが、自分の罪と向き合い、受け止めて、自らの意志で前に進もうとする姿や、相補性の尊さを理解し、自己ではなく他者を救おうとする姿には、とても同一視なんて出来なくて…
ラストのシーン、彼はエヴァの無い現実の世界でも前に進むが、ぼくはどうか。
御覧の有様です。前には進むんです。ただし、後ろ向きで。
「さようならは、また会うためのおまじない」
そんな風に、別れをポジティブに受け止められたらなぁと思いました。
何事も。