🐏のねごと

ここに書いてあるのは大体ねごとだと思ってください。

失くしたものを数えては

こんばんは。

またもや日曜日が終わってしまいましたね。

ぼくは大好きなたこやきレインボーのライブBlu-rayを観て気持ちを整えようと思っていたのに、このラップトップ、正に今この記事を書いているこのラップトップに光学ドライブが無いことを知り絶望している最中です。

デラックス版買ったのに…1万近くしたのに…

 

…という悲しみと同時に、不意に何事かに向けられていたやる気が出口を見失ってしまった結果、とりあえずブログを更新することにしました。

 

で、ちょっと詩的というかポエティックというか厨二病(死語)な今回のタイトルなんですけども、なんか昔は好きだったのに今は好きじゃないというか、興味すら失ってしまったことを書いていきたいなと。

 

それって何?って話ですけど、例えば、ぼくがチョコレート好きなのを知ってる人って結構いると勝手に思い込んでいるんですけど、今全然好きじゃないんですよ。

 

今どころか、昨年くらいから別に好きじゃなくなってたんですけど、何だかんだ4~5年ハマっていたことから、「チョコレートが好きな自分が好き」というプライドも出来上がってしまっていて、自分の素直な気持ちを認めたくない気持ちもありなかなか言い出せませんでした。

 

この際だからハッキリ宣言しましょう。ていうか、そういう趣旨のブログなので言います!チョコレート飽きた!!!

 

なんでしょう、ぼくは大学2年の時にバレンタイン催事の販売スタッフとして百貨店で派遣バイトした時に、「勉強しろ」と試食させてもらったチョコレートがあまりに美味しくて感動して、それがきっかけでチョコレートの世界にのめり込んだんですけど、最近は何食べても何にも感じなくなっちゃったんですよね…。

 

チョコレートとして美味しいかどうかっていうのは、それなりに判断できるようにはなったと思うんですけど、その大学2年時に味わった感動を超えることは無いんだろうなってどこかのタイミングで気付いてしまったのでしょうか…、一口食べて味が分かったらそれから口に運ぼうという気が起きなくなってしまいました。

 

だから、毎年バレンタインの時期には百貨店で数万円を使って色んなチョコレートを買ってはすぐに消費していたのが、昨年からは賞味期限を過ぎても冷蔵庫に眠っていたりして、自分がただの義務感でバレンタインにお金を使っていることに気付いてしまったんですよね。

 

それってチョコレート…、ショコラティエに失礼だし、自分が大学2年の時に出会った感動を、いつの間にか自分のアクセサリーにしている訳で、当時のチョコレートに捧げていた熱意は完全に失ってしまいました。

 

…あとチョコレートだけじゃなくって、服もそうなんですよね。

これまた学生時代に知って文字通りぞっこんになったブランドが21年SS(春夏のコレクション)をもって終了してしまい、それからというもの服に対する興味が毎日薄まっている気がします。

 

服が好きと言いつつ、ぼくは自分がオシャレだとは思ってないんですよね。それは何故かと言うと、オシャレな人って色んなブランド、それこそユニクロとかプチプラも上手に組み合わせる印象があって、要はアイテム単位でコーディネートを考えられる人がオシャレな人だと思うんですよ。

 

一方でぼくは、「このブランドのルックかっけえ!」ってなったらそれしか買わないし、それ以外のブランドのコレクションとかあんまり興味ないんですよ。

もうそのブランドのルック通りに服を着て(マネキン買いってやつですね)、好きなブランドの世界観に浸りたいと思う人間なので、むしろオシャレの対極にあると思ってます。

だから、そんな人間にとって依り代にしているブランドが失くなってしまったら、それは言ってしまえば服への興味関心を失くしたと同義なんですよね。

 

一応、全く服を買わなくなった訳じゃなくって、過去のコレクションの掘り出し物とか買い漁ってますけど、それはとどのつまり収集癖に依るものですから、一度手にしたらそれで満足しちゃうんですよね。結局着るのはオンタイムで買ったものが一軍として決まってしまっているので。加えて、働き出してから私服を着る機会が激減したのもありますしね。

 

大学生の時に熱入れてたことトップ2だったので、思わず結構な文量になっちゃいましたけど、働き出してからここ数年程度でもこれ程の変化…、時の流れは恐ろしいですね。

失うってネガティブな表現かも知れませんが、実際代替になるものを見付けられていないのが現状なんですよね。

昨年から大好きになったたこやきレインボーは今年の5月4日に解散になっちゃうし…つらすぎる…。

 

なんか、こうして熱入れられること、のめり込めること、本気で好きになれることを得られる機会すら大人になると失くしてしまうのでしょうか。

かと言って能動的に得ようとする気もないのがぼくの救えないところでもあるんですよねー…。

 

まあとにかく失くしたものを数えたところで得られるものはありませんので、みなさんにはオススメしませんけど、何かそれっぽいこと言ってタイトル回収にはなるのでそういうことで今回は終わります。

さようなら!