社会人になって5回目のGWが終了しました。
書いていてもう5度目かと驚きましたが、GW最終日特有の言語化できない喪失感にはどうしたって慣れることが出来ませんね。
本当にぼくはまた明日から働くのでしょうか…。
驚きといえば、驚かれた話がありまして、GW前半にスぺ研(ぼくが大学時代所属していたスペイン語研究部)のみんなで集まったのですが、みんなから太ったねと言われてしまいました。
いや、分かってはいたつもりでしたが、所詮は「つもり」でした。
他人から指摘されると「効き」ますね。おかげで目が覚めました。
衰えゆく代謝に見合わぬ暴飲暴食こそが根本の原因であり、これに向き合わない限り、限られた時間の中でぼく程度が出来る運動なんてものは知れているのだと気付きました。
改善意識を自分の生活サイクルの深く深くへ巡らせていく中で発見したものは、酒。
痩せていたあの頃、家で酒浸りになるなんて滅多になかったのに、今では毎日ハイボール4~5杯を煽っては爆睡。食べる量どんだけ計算したって焼け石に水な訳ですよ。
しばらく家での飲酒は控えようと思います。
ぶっちゃけ依存症一歩手前レベルですし、GWの競艇で8万負けたし（3連単3回も当てたのに8万負けって何？）、睡眠の質はずっと悪いので始めない理由が皆無すぎて驚いています。
驚きついでにもう一つ、というかこっちが本題なのですが、ぼくはもうそういう時期に差し掛かって…否、そのド真ん中にいるのだなと実感したことがあります。
そう、『結婚』ですね。
スぺ研で集まった際、偉大なる先輩のご結婚をサプライズ祝いしたかと思いきや、飲み会の中で実はもう入籍しただの、今準備中だのと…、なんかおめでたい話が続々と上がってきて眩暈がするかと思いました。
いや、素直におめでたいですし嬉しい感情も持っているんですけど、一方のぼくはこの数年間一体全体何をしていたんだろう、と思わずにはいられなかったのです。
また、大学以前から続いている旧来の友人とも会いましたが、彼女からは妊娠したと聞きました。
もう腐れ縁みたいな仲なのに、わざわざ報告してくれるのが嬉しかったです。
誰目線なのかって話ですが、本当に立派だと思いますよ…みんな着実に大人として成熟している、と勝手に感動しています。
ひとつ分かったのは、自分は結婚への憧れ以上に、周囲と同じライフステージに立っていないことに対して強い不安を抱いている、ということです。
自分は他人から影響されずに生きたい様に生きる、と思っていたつもりが、ここに来て周囲の変化に異常な焦りを覚えているのは、考えてみれば大学卒業・就職までは意識せずともみんなと同じ歩調で進んでいた訳ですから、本当の意味でぼくが周りに流されず決断したことなんて一つも無かった、ということなのでしょう。
かくあるべき、という考えが知らず知らず心に根を張っていて、それに足を取られているのだと、ここまで自覚できてもその呪縛を解き放つのは難しい…。
嗚呼、みんな…本当におめでとう！！
でもぼくを、ぼくを置いていかないでくれ…お願いだから…
…全然関係ないけど今めちゃめちゃ聴いてる曲貼っときます。Watsonにハマってて。
あとなんかこれ聴くとちょっとだけ上向いて元気出そうって気持ちになるんですよね。
